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トリビア

鍼(はり)について

今回のトリビアは教員のよもぎ畑が担当します。

数日前に年が明けたと思っていましたが、あっという間に4週目に入りましたね。我々あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家試験もあと約1ヶ月となりました。本校でも今年受験する学生さんたちが3年間の努力を実らせるために毎日勉強に励んでいます。私も体調を崩して迷惑をかけないよう感染症予防に努めていこうと思う今日この頃です。

さて、今日は『鍼(はり)』の話をしたいと思います。我々が使用する鍼は砭石(へんせき)と呼ばれる石の鍼が起源(諸説あるようです)とされ、現在はステンレスの鍼がよく使用されています。鍼の太さや長さも細かく分かれており、患者様に合わせて使い分けをしています。また、形も様々で体に刺さない鍼もあり、小さなお子様にも用いたりします。「はりを刺されるのは怖い」、そんな方々が一人でも多く安心して施術を受けられるように、2020年もあん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの魅力を発信してまいりたいと思います。

 

下の写真は『ローラー鍼』といって、突起のあるローラーをコロコロ転がして刺激を与える鍼で、刺さない鍼になります。